Auto Mask
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元画像。
Saturationの横の+をクリック。
Effectスライダが、100になった状態で、右上の空の部分からペイントを始める。
中央に黒い点がある二重丸が、ブラシの始点。
ブラシの中心が+になっているときは、Addの表示になり、ブラシが重ね塗りされていく。
オプションキーを押すと、ーになりEraseする(消す)ことが出来る。
ブラシがはみ出した場合は、修正可能。
塗り終了。
ブラシサイズは、マウスのホイールで変えられるので、塗りながらサイズ変更が可能。
この画像では、途中でSize : 8 に変更。
細かいところは、画像をズームして塗った方が良さそう。
なぜか、ズームしてもブラシサイズが変わらない。
Flowを100にして塗ると、一塗りでEffectで設定した効果が現れるが、Auto Maskにしておいても、ほかの部分も選択されて塗られてしまう。
適当なFlowにして、重ね塗りして効果を高めた方が、選択の精度が高いようだ。
余談だが、このスクリーンキャプチャを撮るのに、コマンド+シフト+3を使った。
その時、コマンドキーを押すと、Auto Maskのチェックが外れるのを発見。
Auto Mask でブラシを使いながら、時にはAutoを外したい場合は、コマンドキーを押すようになっているのだと思う。
ブラシの始点の二重丸にカーソルを合わせると、左右に矢印が出たカーソルに変わり、塗ったところがハイライト表示される。
この画像では分かりにくいので、クリックしてご覧を。
ちなみにこの左右矢印カーソル、普通にスクリーンキャプチャすると消えてしまう。
なので、自作して重ねた。
実際に出るカーソルと、少し形状が違うが、ご勘弁を。(^_^;)
このカーソルは、左右にドラッグして調整を変えることが出来るときに現れるが、この場合は、Mask : Amount のスライダを動かすことが出来る。
Mask : Amount はPhotoshopのレイヤーの不透明度を変えるのと同じような働きをする。
画面上でカーソルを左右にドラッグする場合は、100から減じる方向にしか動かせないが、スライダ上では200まで増加させることが出来る。
100より増加させた場合は、乗算のような効果になる。
マスクのハイライト表示をご覧頂ければ分かるが、桜の部分も含んだ大雑把なペイントになっている。
Auto Maskの場合は、塗った部分の中で選択範囲とマスクされる範囲が区別されるわけだが、ブラシ跡のハイライト表示には、その区別は出ない。
また、Eraseしても、ブラシの跡が消えないような気がする・・・。
そんなには困らないけど、直感的にはEraseしたところはハイライト表示が消えた方が良いと思う。
製品では改良されるかな?
書き出し画像。
元画像とAuto Mask後の100%切りだし画像。
Auto Mask が、何を基準に選択範囲とマスク範囲を判断しているのかは知らないけれど、ひとつは色情報だろうと思い、最初にクリックする位置を、なるべく単純なカラーの場所を選んだ。
そのおかげで、比較的うまく選択、マスクされたのだと思う。
ところで・・・・
この画像の場合、空以外は青い部分がないので、HSLで彩度調整を選択、ターゲットセレクタで空の部分をドラッグすると、ブルーのスライダが動く。
ブルーの彩度を100%にした画像の、100%切りだし。
この画像に関しては、HSL調整のほうが楽かも。
ブルーの彩度100%。
しかし、時には空以外にもブルーの部分があって、その部分の彩度は上げたくない場合は、やはりペイントブラシ調整が必要になる。
さて、ブラシを塗り終わると、Mask : Edit に切り替えて、ブラシで塗った範囲の色調補正が出来るようになる。
先ほどは、Saturationを選択して、Auto Maskしながらペイントブラシを使っていったが、EditでSaturationを0に戻せば、ブラシ使用後でも、調整していない画面に戻すことが出来る。
彩度を0に戻した後、別のスライダを動かしてみる。
Exposure -4.00
これで見ると、枝のエッジにハロが出ているのが分かる。
元画像はRAWだが、Lightroomデフォルトの25%のシャープネスがかかっているせいかも。
Auto Mask使う前に、シャープを0にしたほうが良かったのかな?
今回未検証。
ということで、今日のところは、ペイントブラシだけで補正。
書き出しダイアログで、シャープを追加。
あまり良くないけど、この辺で・・・・。
ブラシを使いすぎると動作が重くなるような・・・・。