増灯第二計画にて実行
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せっかくカラーメーターまで持って行ったのに、色温度も測れず・・・・。
でも前年の露出を見たら、ISO500でf8だったし、先月も同じくらいの引きでフル発光f8だったので、2灯にしたらf11くらいだろうという見当はついていました。
そこで人を並べ終えてから、最初の一発だけ声かけもせずに撮ってモニタで確認・・・・。(^_^;)
前年の結果から、あらかじめISO400、f10にセットしてあったのですが、モニタで見た明るさ、ヒストグラム、ハイライト警告を見てもほぼ良好。
モニタ上ではハイライト警告が若干出ていましたが、経験上、若干の警告は問題ないので、そのまま本番も撮りました。
5D2、16-35II型@35mm、1/60、f10、ISO400、580EX+580EXIIフル発光、
ホワイトバランス:ストロボ、ピクチャースタイル:スタンダード、RAW+JPEG L
定常光を計測したら、ISO400、1/60、f4ありました。
ストロボでの撮り目に対して、2段2/3落ちです。
体育館の水銀灯、窓からの自然光の影響はかなり少ないと思います。
去年は、ISO500、1/30、f8が撮り目だったので、去年の環境光が同じだったとすると、2/3段しか落ちてないことになり、そう言えば不発カットもけっこう見えてました。(^_^;)
つまり、かなりミックスされてたわけですね。
その影響による被りは、少なからずありました。
仕上がりは若干アンダーぽいですが、白っぽい服のディテールを確保しておくにはこれ以上明るくしない方が良いかと判断。
すでにハイライト警告は一部出ていましたし、ヒストグラムもハイライトまで届いていましたし。
あとはプリントラボが補正してくれればオッケーかと思います。
ちょっと不適切だったのは、ホワイトバランス。
去年までAWBでアンバーぽくなっていた(例の色温度情報通信だとかいう余計なお世話のため)ので今年は変えてみたのですが、ストロボに設定すると6000Kになるってのは後から知りました。orz
でも、現場でモニタで見たときは、青かったんですけどね〜〜〜。
相変わらずカメラ液晶にはだまされます。
でもこのパソコンモニタで見てアンバーぽい印象も、通常の6500K程度のモニタネイティブの色温度で見るとあまり気にならないかも知れませんが。w(環境光にもよりますが。)
DPPで開いて、ホワイトバランス調整:色温度を選ぶと、スライダの初期値が5200Kなので青くなります。
スライダを6000Kにしたら撮影時設定やストロボ使用と同じになったので、やはりカメラ設定でホワイトバランスをストロボにすると6000Kになるようです。
これはストロボの青みを相殺するための色温度設定だと思うのですが、実際どうでしょうね?
私の経験からすると、ここまでアンバーにシフトしなくても良いように思うのですが。
ストロボの照射角は35mmにしましたが画面上部、隅落ちしてるような・・・
絞りはf10ですし、カメラ設定で周辺光量自動補正がかかっているので、これはレンズの周辺光量落ちではなく、ストロボの配光ムラかも知れません。
照射角28mmのほうが良かったか?
まあ、この画像で隅落ちは何の問題もないですが。(^_^;)
この画像では、歪曲補正はしてません。
16-35IIの35mmってけっこう
解像は、24-105の35mm側より良かったように思います。
ストロボは、2灯くっつけるようにして並べましたが、それでも背景に流れた影を見ると、ダブルシャドウになっていました。
問題があるわけではないですが、ディフューザーなどをかけると光量不足になるので致し方ないところです。
でも、被写界深度的にはf8あればオッケーなんですけどね。
この仕事、終わったら即、依頼主の写真館にデータをコピー納品して終わりなのですが、自分で現像調整するわけでないのでカメラ設定には気を使います。
いちおうRAWも撮ってはいますが、たぶん写真館のフローとしては、JPEGでオッケーならそのまま選んで、色や明るさはラボにまかせるのだと思います。
ラボがプリント時に補正してくれるとは思うのですが、仕上がりを見たことないのでちょっと不安な面も・・・・。
バタバタしたので、現場でのセッティング写真を撮っている余裕はありませんでした。
この画像は等倍切り出しですが、実際のプリントはもっと小さいので、プリントでは分からないだろうと思います。
でも、モアレが出るとガックリきますね。
左が撮ったままの明るさとホワイトバランス。
右は明るさを0.17プラス、ホワイトバランスを5400Kに。
次回撮影は来年でしょうが、来年こそは露出もホワイトバランスもばっちり行けるでしょう!
(忘れなければだけど・・・・(^_^;)この記事が役に立つか?)