2009年 12月 29日
スーパーファイン紙の印刷品質は何dpi?
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PX-5002のモニターレンタルも今月で終わり。
でも、来月8日までに返却すれば良いので、まだ1週間くらいは使えます。
実は借りてすぐに、おや?と思ったことがあります。
私は画像のコンタクトシートをスーパーファイン紙で出しているのですが、PX-5002のスーパーファイン紙設定でプリントしてみると、今まで使っていたPX-G5000に比べて、なんだかインク粒子が粗いカンジが・・・。
そこで設定を確認してみると・・・(ダイアログは、Mac OS 10.4.11のものです。)
PX-5002
PX-G5000 ついでにPX-5500
PX-5002でスーパーファイン紙を選ぶと、印刷品質は「ファイン-360dpi」か「スーパーファイン-720dpi」しか選べません。
それに対し、PX-G5000では「フォト」、PX-5500では「フォト-1440dpi」(何でスーパーファイン-720dpiがグレーアウトしてるのかな?5500ではスーパーファインを使わない(何故ならインクカートリッジをマットブラックに交換しなきゃいけないから!!)ので分からない)になっています。
G5000はドライバの仕様が古いので解像度が表示されていませんが、5500と同様に1440dpiだと思います。
5002でスーパーファイン紙の印刷品質が720dpiなのが、インク粒子が粗く見える原因だと思います。
5002で1440dpiを使いたかったら、用紙種類を「フォトマット紙/顔料」にすれば「高精細」フォト-1440dpi が選べるようになります。
なので、用紙はスーパーファイン紙を使いながら、用紙種類の設定はフォトマット紙にしてコンタクトシートをプリントしていました。
その時使ったプロファイルは、エプソン製スーパーファイン紙用プロファル(PX-5002 Super Fine Paper_MK) か、Pulse Color Eliteで作成したカスタムプロファイルでした。
ですが、純正プロファイルを使っても、用紙種類との設定がミスマッチなせいか、何となく描写がイマイチ・・・・。
また、急激に画質が悪くなる色域が発生しました。
その色域は大体こんなイメージですが・・・・
(ただし、ここにアップした画像の色は正しくありません。)
Lab値で言うと、L=30~45,a=16~20,b=35~45あたりの画質が、スーパーファイン紙を使ってフォトマット紙設定1440dpiでプリントすると画質が悪くなります。
一部目立ったトーンジャンプも発生するので、この設定はミスマッチなのかも知れません。
スーパーファイン紙でスーパーファイン設定720dpiとか、フォトマット紙を使ってフォトマット紙設定1440dpiでは画質低下やトーンジャンプは発生しませんでした。
ということは、5002でスーパーファイン紙用の印刷品質を上げるために、フォトマット紙1440dpiを選ぶのは、あまりよろしくないということのようです。
たぶん、用紙用のプロファイルは正しいものを使っても、ドライバの設定がマッチしていないと、その先のLUTがミスマッチになるのではないでしょうか?
もともとエプソンの想定した使い方と違う使い方をしているので、この画質低下はエプソンの責任範囲外かも知れません。
ですが、
スーパーファイン紙に対して
1440dpiでプリントしたいんです!
何故かというと、コンタクトシートは画面が小さいので、出来るだけ精細にプリントしたいのです。
銀塩の密着(コンタクト)なら、かなりの解像度があるのでルーペで細部を確認することが可能でした。
ですが、インクジェットのコンタクトは、ルーペで確認してもインク粒子が大きく見えるだけで、画像の細部を確認することは出来ません。
そうなると、細部確認のためには、画像のコマを大きくプリントしないといけなくなります。
プリンタの印刷品質解像度は、プリントサイズが大きければ離して見るので低くても良いのですが、逆にプリントサイズが小さい場合は、近くで見るので高解像度が必要になると思います。
なので、スーパーファイン紙でも1440dpiでプリント出来るようにしたほうが良いと思うのですが、G5000や5500が「フォト」でプリント出来るのに対し、5002が「スーパーファイン」止まりなのが何故なのか?はよく分かりません。
PX-5002モニタリンク集
でも、来月8日までに返却すれば良いので、まだ1週間くらいは使えます。
実は借りてすぐに、おや?と思ったことがあります。
私は画像のコンタクトシートをスーパーファイン紙で出しているのですが、PX-5002のスーパーファイン紙設定でプリントしてみると、今まで使っていたPX-G5000に比べて、なんだかインク粒子が粗いカンジが・・・。
そこで設定を確認してみると・・・(ダイアログは、Mac OS 10.4.11のものです。)
PX-5002
PX-G5000
PX-5002でスーパーファイン紙を選ぶと、印刷品質は「ファイン-360dpi」か「スーパーファイン-720dpi」しか選べません。
それに対し、PX-G5000では「フォト」、PX-5500では「フォト-1440dpi」(何でスーパーファイン-720dpiがグレーアウトしてるのかな?5500ではスーパーファインを使わない(何故ならインクカートリッジをマットブラックに交換しなきゃいけないから!!)ので分からない)になっています。
G5000はドライバの仕様が古いので解像度が表示されていませんが、5500と同様に1440dpiだと思います。
5002でスーパーファイン紙の印刷品質が720dpiなのが、インク粒子が粗く見える原因だと思います。
5002で1440dpiを使いたかったら、用紙種類を「フォトマット紙/顔料」にすれば「高精細」フォト-1440dpi が選べるようになります。
なので、用紙はスーパーファイン紙を使いながら、用紙種類の設定はフォトマット紙にしてコンタクトシートをプリントしていました。
その時使ったプロファイルは、エプソン製スーパーファイン紙用プロファル(PX-5002 Super Fine Paper_MK) か、Pulse Color Eliteで作成したカスタムプロファイルでした。
ですが、純正プロファイルを使っても、用紙種類との設定がミスマッチなせいか、何となく描写がイマイチ・・・・。
また、急激に画質が悪くなる色域が発生しました。
その色域は大体こんなイメージですが・・・・
Lab値で言うと、L=30~45,a=16~20,b=35~45あたりの画質が、スーパーファイン紙を使ってフォトマット紙設定1440dpiでプリントすると画質が悪くなります。
一部目立ったトーンジャンプも発生するので、この設定はミスマッチなのかも知れません。
スーパーファイン紙でスーパーファイン設定720dpiとか、フォトマット紙を使ってフォトマット紙設定1440dpiでは画質低下やトーンジャンプは発生しませんでした。
ということは、5002でスーパーファイン紙用の印刷品質を上げるために、フォトマット紙1440dpiを選ぶのは、あまりよろしくないということのようです。
たぶん、用紙用のプロファイルは正しいものを使っても、ドライバの設定がマッチしていないと、その先のLUTがミスマッチになるのではないでしょうか?
もともとエプソンの想定した使い方と違う使い方をしているので、この画質低下はエプソンの責任範囲外かも知れません。
ですが、
スーパーファイン紙に対して
1440dpiでプリントしたいんです!
何故かというと、コンタクトシートは画面が小さいので、出来るだけ精細にプリントしたいのです。
銀塩の密着(コンタクト)なら、かなりの解像度があるのでルーペで細部を確認することが可能でした。
ですが、インクジェットのコンタクトは、ルーペで確認してもインク粒子が大きく見えるだけで、画像の細部を確認することは出来ません。
そうなると、細部確認のためには、画像のコマを大きくプリントしないといけなくなります。
プリンタの印刷品質解像度は、プリントサイズが大きければ離して見るので低くても良いのですが、逆にプリントサイズが小さい場合は、近くで見るので高解像度が必要になると思います。
なので、スーパーファイン紙でも1440dpiでプリント出来るようにしたほうが良いと思うのですが、G5000や5500が「フォト」でプリント出来るのに対し、5002が「スーパーファイン」止まりなのが何故なのか?はよく分かりません。
PX-5002モニタリンク集
by yukinyaa04
| 2009-12-29 20:33