2008年 02月 25日
モノクロプリントするときの設定
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え〜、今日セミナーにいた方しか分かんないネタですが・・・・。
気になったので、
ドキュメントプロファイルAdobeRGBのグレースケール画像(モード変換でグレースケールにしたということではなく、グレー(RGB等値)の段階スケールのこと)を
A:Photoshopによるカラー管理/プロファイル:PX-5500 Photo Paper(G)/相対的
(Photoshopカラー設定:グレー>Gray Gamma 2.2、変換オプション:マッチング方式>相対的、黒点の補正を使用)
印刷設定:カラー
プリンタのカラー調整:オフ(色補正なし)
B:カラーマネジメントなし
印刷設定:カラー
プリンタのカラー調整:マニュアル色補正
>色補正方法:AdobeRGB ガンマ:2.2
C:カラーマネジメントなし
印刷設定:モノクロ写真
プリンタのカラー調整:純黒、硬調
でプリントしてみました。
結果、グレースケールの中間調に、一番色カブリが出なかったのが、Cの「モノクロ写真モード」でした。
A,Bの「カラー」のモードでは、若干中間調に色転びが出ます。
転びの出る濃度の場所は、AとBでは異なっていました。
また、モニタ上では、RGB0と5の分離は確認可能なのですが、Aでは13くらいまでつぶれ、Bでは5くらいまでつぶれて、分離が確認できませんでした。
Cについては、ドライバがかなりシャドウを持ち上げていると思われ、0と5は、かなり明確に分離しています。
プロファイルを使うと、黒点の補正をしていても、シャドウはモニタで見るよりつぶれ気味になり、中間調に色転びが見られます。
ドライバで変換すると、プロファイルよりもつぶれが少なくなるのは、やはりシャドウを持ち上げる補正が働いているのではないでしょうか?
プロファイル使用時と、色転びの場所が違うのは、ドライバで作用するレンダリングインテントの違いかも知れません。
プロファイル変換の場合で、知覚的にしてあとで検証し直します。
それにしても、一番優秀なのは「モノクロ写真」だと思います。
シャドウが持ち上げられて補正されても、最大濃度はRGB0のところで出ていると思います。
従って私は、PX-5500でモノクロをプリントするときは、「モノクロ写真」モードを使うのが良いと思うのですが。
ただし、モニタとは一致しません。
シャドウもモニタで見るより階調が出てきてしまいますし、中間調もやや眠くなります。
なのでそれを見越した補正をデータにかけてプリントしないといけません。
モニタとプリントが一致せず、試行錯誤でデータをいじって階調を整えるのは効率、生産性が悪いのですが、シャドウを分離良く見せるには、「モノクロ写真」モードを使うのがよいと思います。
「シャドウの分離」これはモノクロプリントにとって、非常に重要なポイントだと思うのですが、どうもあまり語られないように思います。
(追記)
Aの条件で、プロファイル変換のマッチング方式を「知覚的」に変えてみました。
結果は「相対的」以上に、グレースケール全体に色カブリが発生しています。
モノクロ写真モードを含め、プリンタドライバによる変換と、Photoshopによるプロファイル変換では、CMMが違うことは考えられます。
ACE以外のCMMを使った場合も、あとでテストしてみます。
気になったので、
ドキュメントプロファイルAdobeRGBのグレースケール画像(モード変換でグレースケールにしたということではなく、グレー(RGB等値)の段階スケールのこと)を
A:Photoshopによるカラー管理/プロファイル:PX-5500 Photo Paper(G)/相対的
(Photoshopカラー設定:グレー>Gray Gamma 2.2、変換オプション:マッチング方式>相対的、黒点の補正を使用)
印刷設定:カラー
プリンタのカラー調整:オフ(色補正なし)
B:カラーマネジメントなし
印刷設定:カラー
プリンタのカラー調整:マニュアル色補正
>色補正方法:AdobeRGB ガンマ:2.2
C:カラーマネジメントなし
印刷設定:モノクロ写真
プリンタのカラー調整:純黒、硬調
でプリントしてみました。
結果、グレースケールの中間調に、一番色カブリが出なかったのが、Cの「モノクロ写真モード」でした。
A,Bの「カラー」のモードでは、若干中間調に色転びが出ます。
転びの出る濃度の場所は、AとBでは異なっていました。
また、モニタ上では、RGB0と5の分離は確認可能なのですが、Aでは13くらいまでつぶれ、Bでは5くらいまでつぶれて、分離が確認できませんでした。
Cについては、ドライバがかなりシャドウを持ち上げていると思われ、0と5は、かなり明確に分離しています。
プロファイルを使うと、黒点の補正をしていても、シャドウはモニタで見るよりつぶれ気味になり、中間調に色転びが見られます。
ドライバで変換すると、プロファイルよりもつぶれが少なくなるのは、やはりシャドウを持ち上げる補正が働いているのではないでしょうか?
プロファイル使用時と、色転びの場所が違うのは、ドライバで作用するレンダリングインテントの違いかも知れません。
プロファイル変換の場合で、知覚的にしてあとで検証し直します。
それにしても、一番優秀なのは「モノクロ写真」だと思います。
シャドウが持ち上げられて補正されても、最大濃度はRGB0のところで出ていると思います。
従って私は、PX-5500でモノクロをプリントするときは、「モノクロ写真」モードを使うのが良いと思うのですが。
ただし、モニタとは一致しません。
シャドウもモニタで見るより階調が出てきてしまいますし、中間調もやや眠くなります。
なのでそれを見越した補正をデータにかけてプリントしないといけません。
モニタとプリントが一致せず、試行錯誤でデータをいじって階調を整えるのは効率、生産性が悪いのですが、シャドウを分離良く見せるには、「モノクロ写真」モードを使うのがよいと思います。
「シャドウの分離」これはモノクロプリントにとって、非常に重要なポイントだと思うのですが、どうもあまり語られないように思います。
(追記)
Aの条件で、プロファイル変換のマッチング方式を「知覚的」に変えてみました。
結果は「相対的」以上に、グレースケール全体に色カブリが発生しています。
モノクロ写真モードを含め、プリンタドライバによる変換と、Photoshopによるプロファイル変換では、CMMが違うことは考えられます。
ACE以外のCMMを使った場合も、あとでテストしてみます。
by yukinyaa04
| 2008-02-25 03:08