2007年 10月 03日
新宿御苑〜丸の内〜有楽町
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ギャラリー円月での「INNOVA 三人展」が今日までだったので、新宿御苑まで見に行く。 円月の展示は、ロール紙に出力したものだった。
用紙は、3種だったか、4種だったか。
Soft Textured Natural White があったかどうか、覚えていない。
Ultra Smooth Gloss はなかった。
で、やはりFibaPrint White Gloss のシャドウ部に問題が・・・・・。
ディープシャドウのインクの乗り方に、ムラが出るのである。
私も当初はWhite Glossで作品を作るつもりでいた。
去年サンプルを見せていただいたとき、White Glossがとてもバライタライクな感じがして気に入ったのだが、その時はまだ、Ultra Smooth Glossのサンプルはなかった。
Ultra Smooth Gloss自体、INNOVAの中でまだ新しい商品らしく、発売して半年くらいらしい。
で、今年の写真展の打ち合わせの時に、初めてサンプルを見たのだけど、Ultra Smooth Glossのほうが、White Glossより、よりバライタライクな印象を受けた。
なのでUltra Smooth Glossを使いたかったのだけど、コスモスは、当初Ultra Smooth GlossのA3ノビを入荷する予定がなかったのである。
そこでWhite Glossを使ってプリントを始めたのだけど・・・・。
最初のうちは、A3ノビを半裁した紙でテストしていて気がつかなかったのだけど、いざA3ノビに伸ばし始めたら、シャドウにこすれたようなムラが出ることに気がついた。
最初は用紙がこすれたのかと思った。
なので、扱いを慎重にしたり、プリンタを点検したりしたけど、直らなかった。
その出方も均一ではない。
同じ絵柄をプリントしても出る割合が違う。
ものすごく激しく出る場合と、まあまあ目立たない程度の場合があった。
しかし、程度の差はあれ、必ず出た。
今回の私の写真は、シャドウのディテールに重きを置いている。
よって、シャドウがそんなムラになっていては、作品として成立しない。
ムラの出方をよく見ると、紙のテクスチャーに沿って出ているように見えた。
原因は分からないけど、黒の濃度が高い部分で、馴染みが悪くなっているのは確かなようだ。
中間調やハイライトでは、その状況は見られなかった。
どうにもお手上げなので、用紙をWarm Tone Glossに換えてもらおうと思った。
Warm Tone Glossもスムースというより、少しテクスチャーがあるのだが、そのテクスチャーは若干違うので、White Glossのようなことにはならないのでは?と思った。
そしたら、たまたまUltra Smooth GlossのA3ノビ50枚入りが一箱だけあった。
試しに一箱だけ入荷しておいたとのことだった。
ならば!
もともとはそちらのほうが良いと思っていたので、Ultra Smooth Glossを使わせていただくことにする。
結果は、皆さんがご覧になったとおり。
何の問題もなく、キレイなプリントが出来上がった。
やはり、White Glossの製品上の問題なのだと思う。
私はエプソンのPX-5500でしか使っていないけれど、今日見たプリントでも、White Glossにはほとんどムラが出ていたので、ほかのプリンタでもその傾向は出るということだと思う。
この問題は、INNOVA社にも報告済みだし、コスモスもその点を重く見て、販売を控えていると社長は言っていた。
Ultra Smooth Glossは良いのだけどね〜。
みなさん、使うならUltra Smooth Glossにしましょう。
それと、今日見たプリントでは、ヘッド走行方向に等間隔で筋ムラがあったけど、あれは何なのだろう?
プリンタの機種は聞かなかったけど、あれもちょっといただけない。
そちらは用紙の問題と言うより、プリンタの問題のように見えた。
新宿御苑から東京駅に移動。 東京駅の地下道に来たのは、ずいぶん久しぶりな気がする。
丸ノ内線の改札を出ると、なんか無意味に広い空間がある。
学生の頃、ここを撮ったことがあったのを思い出し、ノスタルジーからモノクロ変換。
てゆーか、色の付いた照明が使われていたので、どっち方向に補正したら良いのか分からなくなったため、誤魔化し。(^_^;)
学生時代のネガを引っ張り出し、同じ場所のカットを載せようかと思ったけど、根性がないので割愛。
東京駅に行ったのは、丸の内オアゾの丸善に行くため。
そこで水彩画展を見る。 小林さんには、数年前に水彩画の複写を頼まれて知り合った。
今回もポストカードセットを作るために複写を頼まれた。
作品展を拝見するのは初めてである。
小林さんのお書きになるモチーフは、今も残っている東京の古い建築物。
写真にもよく取り上げられる題材だけど、絵は主観的に描けるからいいなあといつも思う。
作品集ではないけど、2003年に出された水彩画の描き方の本があったので購入。 横になんか写ってるけど、気にしないように。(^_^;)
水彩画を始めるわけではないけど、すてきな作品がたくさん載っている。 展覧会は、あさってまで。
その後丸善をぶらぶら。
まずは、こんなものを買う。 猫の本? いえいえ。猫の手帖もとい、来年の手帳。
もう10月だもんね。
来年の手帳が、売り場に山積み。
いつも手帳を買いそびれて、年が明けてから買ったりするのだけど、今年は早めに。
『え〜〜〜、来年50歳のおやぢが、猫の絵の付いた、てちょおおお〜〜〜〜?』
悪い?
ほかに買った本。 カラマネルールブックは、毎回買ってるので、今回も。
以前に比べて、自分のカラマネ熱は下降してるんだけど、ま、いちおう、ってとこかな。
「光とは何か」は、平積みになっていたので、なんとなく。
なんか知ったかぶりするのに、役に立つかと思って。
文字より図解の方が多い。
どこかの講釈師の方も、ネタによろしいのでわ?
でも、既にご存じのことばかりかも。
そのほか、写真集などをちらちら見る。
小林伸一郎さん「最終工場」とか、梅佳代さん「うめめ」「男子」とか。
小林さんの写真展は、今日からのようだ。
廃墟写真には惹かれるものがあるけど、写真集は買わず。
(3000円以下なら買ったかも・・・。でも4000円は適価だと思う。)
遅ればせながら、梅佳代さんの写真は初めて見た。
「うめめ」は良かった。
「男子」はちょっと平凡かな。
あんまり長居すると、なんかいろいろ買いそうな気がしたので、丸善はそこそこにして出る。
エレベーターで降りようとしたら、屋上庭園があると書いてあるので、ちょっと見てみる。 人は・・・・・一人いた・・・・・。
天気が良ければ、もっといるのかな?
でも、爽快な場所、というほどの感じではないな。
エスカレーターで降りる。
オアゾを出た後、有楽町まで歩く。 東京駅は、至る所で工事中。外から見ても、窓の内側が工事中なのが伺える。 ステーションホテルもやってないのかな?
この看板の矢印の先は、シャッターが降りていた。
東京駅丸の内南口には、はとバス乗り場があるのだけど、そのあたり一帯だけ、高架の壁面がこんな模様・・・・。 煉瓦風の壁紙・・・・・。
紙じゃないけど、煉瓦模様が貼り付けてあって、それ風になっている・・・・・。
東京駅に隣接しているので、雰囲気を合わせたのだろうけど、はっきり言って、
安っぽい。
東京駅の煉瓦がリアルなのに対し、こちらはいかにもフェイクって感じ。
これだったら、ペイントだけの方がマシなのでは?
こちらは本物。 汚いけど、フェイクよりは風合いがある。
壁紙より、歴史の重みを生かす、って感じに出来ないものか。
このあと、有楽町まで高架沿いに歩く。
有楽町に行ったのは、ビックカメラが巨人の優勝セールでなんか安売りしてるんじゃないかと思って。
でも、目立ったものはなかった。
ポイントは、プラス5%アップだったけど、何も買わず。
用紙は、3種だったか、4種だったか。
Soft Textured Natural White があったかどうか、覚えていない。
Ultra Smooth Gloss はなかった。
で、やはりFibaPrint White Gloss のシャドウ部に問題が・・・・・。
ディープシャドウのインクの乗り方に、ムラが出るのである。
私も当初はWhite Glossで作品を作るつもりでいた。
去年サンプルを見せていただいたとき、White Glossがとてもバライタライクな感じがして気に入ったのだが、その時はまだ、Ultra Smooth Glossのサンプルはなかった。
Ultra Smooth Gloss自体、INNOVAの中でまだ新しい商品らしく、発売して半年くらいらしい。
で、今年の写真展の打ち合わせの時に、初めてサンプルを見たのだけど、Ultra Smooth Glossのほうが、White Glossより、よりバライタライクな印象を受けた。
なのでUltra Smooth Glossを使いたかったのだけど、コスモスは、当初Ultra Smooth GlossのA3ノビを入荷する予定がなかったのである。
そこでWhite Glossを使ってプリントを始めたのだけど・・・・。
最初のうちは、A3ノビを半裁した紙でテストしていて気がつかなかったのだけど、いざA3ノビに伸ばし始めたら、シャドウにこすれたようなムラが出ることに気がついた。
最初は用紙がこすれたのかと思った。
なので、扱いを慎重にしたり、プリンタを点検したりしたけど、直らなかった。
その出方も均一ではない。
同じ絵柄をプリントしても出る割合が違う。
ものすごく激しく出る場合と、まあまあ目立たない程度の場合があった。
しかし、程度の差はあれ、必ず出た。
今回の私の写真は、シャドウのディテールに重きを置いている。
よって、シャドウがそんなムラになっていては、作品として成立しない。
ムラの出方をよく見ると、紙のテクスチャーに沿って出ているように見えた。
原因は分からないけど、黒の濃度が高い部分で、馴染みが悪くなっているのは確かなようだ。
中間調やハイライトでは、その状況は見られなかった。
どうにもお手上げなので、用紙をWarm Tone Glossに換えてもらおうと思った。
Warm Tone Glossもスムースというより、少しテクスチャーがあるのだが、そのテクスチャーは若干違うので、White Glossのようなことにはならないのでは?と思った。
そしたら、たまたまUltra Smooth GlossのA3ノビ50枚入りが一箱だけあった。
試しに一箱だけ入荷しておいたとのことだった。
ならば!
もともとはそちらのほうが良いと思っていたので、Ultra Smooth Glossを使わせていただくことにする。
結果は、皆さんがご覧になったとおり。
何の問題もなく、キレイなプリントが出来上がった。
やはり、White Glossの製品上の問題なのだと思う。
私はエプソンのPX-5500でしか使っていないけれど、今日見たプリントでも、White Glossにはほとんどムラが出ていたので、ほかのプリンタでもその傾向は出るということだと思う。
この問題は、INNOVA社にも報告済みだし、コスモスもその点を重く見て、販売を控えていると社長は言っていた。
Ultra Smooth Glossは良いのだけどね〜。
みなさん、使うならUltra Smooth Glossにしましょう。
それと、今日見たプリントでは、ヘッド走行方向に等間隔で筋ムラがあったけど、あれは何なのだろう?
プリンタの機種は聞かなかったけど、あれもちょっといただけない。
そちらは用紙の問題と言うより、プリンタの問題のように見えた。
新宿御苑から東京駅に移動。
丸ノ内線の改札を出ると、なんか無意味に広い空間がある。
学生の頃、ここを撮ったことがあったのを思い出し、ノスタルジーからモノクロ変換。
てゆーか、色の付いた照明が使われていたので、どっち方向に補正したら良いのか分からなくなったため、誤魔化し。(^_^;)
学生時代のネガを引っ張り出し、同じ場所のカットを載せようかと思ったけど、根性がないので割愛。
東京駅に行ったのは、丸の内オアゾの丸善に行くため。
そこで水彩画展を見る。
今回もポストカードセットを作るために複写を頼まれた。
作品展を拝見するのは初めてである。
小林さんのお書きになるモチーフは、今も残っている東京の古い建築物。
写真にもよく取り上げられる題材だけど、絵は主観的に描けるからいいなあといつも思う。
作品集ではないけど、2003年に出された水彩画の描き方の本があったので購入。
水彩画を始めるわけではないけど、すてきな作品がたくさん載っている。
その後丸善をぶらぶら。
まずは、こんなものを買う。
もう10月だもんね。
来年の手帳が、売り場に山積み。
いつも手帳を買いそびれて、年が明けてから買ったりするのだけど、今年は早めに。
『え〜〜〜、来年50歳のおやぢが、猫の絵の付いた、てちょおおお〜〜〜〜?』
悪い?
ほかに買った本。
以前に比べて、自分のカラマネ熱は下降してるんだけど、ま、いちおう、ってとこかな。
「光とは何か」は、平積みになっていたので、なんとなく。
なんか知ったかぶりするのに、役に立つかと思って。
文字より図解の方が多い。
どこかの講
でも、既にご存じのことばかりかも。
そのほか、写真集などをちらちら見る。
小林伸一郎さん「最終工場」とか、梅佳代さん「うめめ」「男子」とか。
小林さんの写真展は、今日からのようだ。
廃墟写真には惹かれるものがあるけど、写真集は買わず。
(3000円以下なら買ったかも・・・。でも4000円は適価だと思う。)
遅ればせながら、梅佳代さんの写真は初めて見た。
「うめめ」は良かった。
「男子」はちょっと平凡かな。
あんまり長居すると、なんかいろいろ買いそうな気がしたので、丸善はそこそこにして出る。
エレベーターで降りようとしたら、屋上庭園があると書いてあるので、ちょっと見てみる。
天気が良ければ、もっといるのかな?
でも、爽快な場所、というほどの感じではないな。
エスカレーターで降りる。
オアゾを出た後、有楽町まで歩く。
この看板の矢印の先は、シャッターが降りていた。
東京駅丸の内南口には、はとバス乗り場があるのだけど、そのあたり一帯だけ、高架の壁面がこんな模様・・・・。
紙じゃないけど、煉瓦模様が貼り付けてあって、それ風になっている・・・・・。
東京駅に隣接しているので、雰囲気を合わせたのだろうけど、はっきり言って、
安っぽい。
東京駅の煉瓦がリアルなのに対し、こちらはいかにもフェイクって感じ。
これだったら、ペイントだけの方がマシなのでは?
こちらは本物。
壁紙より、歴史の重みを生かす、って感じに出来ないものか。
このあと、有楽町まで高架沿いに歩く。
有楽町に行ったのは、ビックカメラが巨人の優勝セールでなんか安売りしてるんじゃないかと思って。
でも、目立ったものはなかった。
ポイントは、プラス5%アップだったけど、何も買わず。
by yukinyaa04
| 2007-10-03 21:31