2007年 04月 27日
ハスキー三脚+レンズ台座 ブレテスト
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Update !
縦位置テスト、追加。
Update 2 !
手持ちテスト追加。
先日のブレテストをご覧になった方から、「ハスキーハイボーイではブレなかった」というメールを頂いたので、あらためてテストしてみました。
ハイボーイも持ってますが、ガタが来てるので、3段のほうでテストしました。
レンズ:EF70-200/2.8L IS(200mm側、撮影距離1.4m)
露出:1/30 , f 8 (ISO 400)
カメラ:1DMK2 , 5D
レンズ台座を使って雲台に付けた場合のみのテスト。
撮影はJPEGで行い、Lightroomでトリミング。
リサイズはしていません。
1DMK2 ミラーアップ リモートレリーズ
1DMK2 ミラーアップなし リモートレリーズ
1DMK2 ミラーアップなし カメラを保持してシャッターボタンを押す
1DMK2 ミラーアップなし ISオン リモートレリーズ
1DMK2 ミラーアップなし ISオン カメラを保持してシャッターボタンを押す
5D ミラーアップ リモートレリーズ
5D ミラーアップなし リモートレリーズ
5D ミラーアップなし カメラを保持してシャッターボタンを押す
5D ミラーアップなし ISオン リモートレリーズ
5D ミラーアップなし ISオン カメラを保持してシャッターボタンを押す
1DMK2と5Dは、画素ピッチが同じなので、撮影距離を同じにして撮ったものを、同じピクセルサイズに切り出せば、同じ拡大率になります。
1DMK2のほうが、少しピントが甘くなってしまいました。
ピントは慎重に合わせたつもりだったので、ファインダーとのピント精度がずれてるのかも・・・・(^_^;)。
(追記)
1DMK2の画像を差し替えました。
それでもまだ5Dより甘いのは、JPEGで撮っているので、カメラ内でかかるシャープネスの度合いが違うのが原因ではないかと思います。
1DMK2のパラメータは「標準」でした。
結果は前回と同じ、ハスキーでも、レンズ台座を使った場合は、ミラーアップせず、ISもオンにしていないと、ブレが発生します。
1/30の場合は、リモートレリーズを使った場合が一番ブレが大きく、指でシャッターを切った方が、ブレが若干少ないようです。
もちろん、保持の仕方によると思いますが、前回書いたように、カメラを押さえつけるようにすると、少し効果があるということではないでしょうか?
レンズ台座付のレンズの場合、レンズ台座を使って雲台に取り付けた方が、取り回しが良いのは言うまでもありません。
なので、私は、カメラの三脚穴を使うことはしたくありません。
では、どうすれば、レンズ台座を使いながら、1/30でもブレないようにするか。
結論は、前回と同じですが、
1.ミラーアップして、リモートレリーズを使う。
2.ISをオンにする。
という2つの選択になると思います。
ミラーアップの場合は、リモートレリーズを使うのが普通でしょう。
その場合は、1/30よりも長いシャッターを切っても、ブレないと思います。
ISオンの場合は、1/30では指でシャッターを切ってもブレが補正されていましたが、より低速になると補正が追いつかなくなると思います。
さて、横位置でしかテストしてないですが、縦位置ではどうですかね?
レンズ台座にこだわる理由のひとつは、縦位置の使いやすさにあります。
雲台を傾けて使うのは、保持がしにくく、ブレやすい気がします。
カメラを縦位置にした場合のテストもしてみようと思っています。
(補足)
その後、メール頂いた方からは、カメラの三脚穴を使って取り付けた場合の比較だったことが判明。
ってゆーより、最初にメールもらったときから、そう書いてあったのですが。(^_^;)
その方によると、カメラの三脚穴を使った場合でも、自由雲台だとブレが認められ、ハスキーではブレなかったということでしたが、カメラ店の店頭で、レリーズを使わず指でシャッターを切っての比較だったようです。
その場合は、自由雲台と3ウェイの雲台では、支点の構造が違うため、手の振動の伝わり方が違うと思います。
自由雲台は、支点がひとつなのに対し、3ウェイでは支点がいくつかあることが、違いを生んだ原因ではないかと想像します。
(追記2)
縦位置も試しました。
1DMK2 ミラーアップ リモートレリーズ
1DMK2 ミラーアップなし リモートレリーズ
1DMK2 ミラーアップなし カメラを保持してシャッターボタンを押す
1DMK2 ミラーアップなし ISオン リモートレリーズ
1DMK2 ミラーアップなし ISオン カメラを保持してシャッターボタンを押す
5D ミラーアップ リモートレリーズ
5D ミラーアップなし リモートレリーズ
5D ミラーアップなし カメラを保持してシャッターボタンを押す
5D ミラーアップなし ISオン リモートレリーズ
5D ミラーアップなし ISオン カメラを保持してシャッターボタンを押す
1DMK2の結果は横位置の時と同じですが、5Dのほうは、縦位置の場合は、ミラーアップしなくても、ブレが認められないですね。
横位置の時も、1DMK2のほうが5Dよりブレが大きかったので、やはりこれは、ミラー動作の速度の違いだと思います。
1D系に比べると、5Dは画像消失時間が長く、人物撮影で目つぶりが分からないことが多いのですが、スローを切る場合は、5Dのほうが有利なようです。
1DMK2も静粛モードを設定するとミラーの動作が遅くなりますが、ブレ具合が改善されるでしょうか?
静粛モードはMK2ではパソコンから設定しなくてはいけませんが、MK3ではカメラ側から行うことが出来るようになります。
もしかしたら、スローを切るときは、静粛モードにしたほうがいいのかも?
MK2の静粛モードもテストすべきところですが、ちょっと疲れてきたので(笑)勘弁して下さい。
(追記3)
手持ちで撮ったものを追加アップします。
1DMK2のほうは、ピントが悪いですね〜。(汗
え?
今誰か、へたくそ、って言った?(^_^;)
今回の結果が全てだとは言えませんが、三脚に付けた場合同様、5Dのほうがブレる確率が少なかったです。
今まで、5Dのほうがシャッターストロークが長いので、ブレやすい気がしてました。
やはりミラーショックの差なのでしょうか?
MK3は改善されてるのかなあ?
気になるところです。
余談ですが、画像の色調が1DMK2と5Dでかなり違うのは、JPEGで撮ったので、ピクチャースタイルの有無が大きいのだと思います。
コントラストのカーブやシャープネス設定が違いますので、そのあたりで違いが出てるのでしょう。
縦位置テスト、追加。
Update 2 !
手持ちテスト追加。
先日のブレテストをご覧になった方から、「ハスキーハイボーイではブレなかった」というメールを頂いたので、あらためてテストしてみました。
ハイボーイも持ってますが、ガタが来てるので、3段のほうでテストしました。
レンズ:EF70-200/2.8L IS(200mm側、撮影距離1.4m)
露出:1/30 , f 8 (ISO 400)
カメラ:1DMK2 , 5D
レンズ台座を使って雲台に付けた場合のみのテスト。
撮影はJPEGで行い、Lightroomでトリミング。
リサイズはしていません。
1DMK2 ミラーアップ リモートレリーズ
1DMK2 ミラーアップなし リモートレリーズ
1DMK2 ミラーアップなし カメラを保持してシャッターボタンを押す
1DMK2 ミラーアップなし ISオン リモートレリーズ
1DMK2 ミラーアップなし ISオン カメラを保持してシャッターボタンを押す
5D ミラーアップ リモートレリーズ
5D ミラーアップなし リモートレリーズ
5D ミラーアップなし カメラを保持してシャッターボタンを押す
5D ミラーアップなし ISオン リモートレリーズ
5D ミラーアップなし ISオン カメラを保持してシャッターボタンを押す
1DMK2と5Dは、画素ピッチが同じなので、撮影距離を同じにして撮ったものを、同じピクセルサイズに切り出せば、同じ拡大率になります。
1DMK2のほうが、少しピントが甘くなってしまいました。
ピントは慎重に合わせたつもりだったので、ファインダーとのピント精度がずれてるのかも・・・・(^_^;)。
(追記)
1DMK2の画像を差し替えました。
それでもまだ5Dより甘いのは、JPEGで撮っているので、カメラ内でかかるシャープネスの度合いが違うのが原因ではないかと思います。
1DMK2のパラメータは「標準」でした。
結果は前回と同じ、ハスキーでも、レンズ台座を使った場合は、ミラーアップせず、ISもオンにしていないと、ブレが発生します。
1/30の場合は、リモートレリーズを使った場合が一番ブレが大きく、指でシャッターを切った方が、ブレが若干少ないようです。
もちろん、保持の仕方によると思いますが、前回書いたように、カメラを押さえつけるようにすると、少し効果があるということではないでしょうか?
レンズ台座付のレンズの場合、レンズ台座を使って雲台に取り付けた方が、取り回しが良いのは言うまでもありません。
なので、私は、カメラの三脚穴を使うことはしたくありません。
では、どうすれば、レンズ台座を使いながら、1/30でもブレないようにするか。
結論は、前回と同じですが、
1.ミラーアップして、リモートレリーズを使う。
2.ISをオンにする。
という2つの選択になると思います。
ミラーアップの場合は、リモートレリーズを使うのが普通でしょう。
その場合は、1/30よりも長いシャッターを切っても、ブレないと思います。
ISオンの場合は、1/30では指でシャッターを切ってもブレが補正されていましたが、より低速になると補正が追いつかなくなると思います。
さて、横位置でしかテストしてないですが、縦位置ではどうですかね?
レンズ台座にこだわる理由のひとつは、縦位置の使いやすさにあります。
雲台を傾けて使うのは、保持がしにくく、ブレやすい気がします。
カメラを縦位置にした場合のテストもしてみようと思っています。
(補足)
その後、メール頂いた方からは、カメラの三脚穴を使って取り付けた場合の比較だったことが判明。
ってゆーより、最初にメールもらったときから、そう書いてあったのですが。(^_^;)
その方によると、カメラの三脚穴を使った場合でも、自由雲台だとブレが認められ、ハスキーではブレなかったということでしたが、カメラ店の店頭で、レリーズを使わず指でシャッターを切っての比較だったようです。
その場合は、自由雲台と3ウェイの雲台では、支点の構造が違うため、手の振動の伝わり方が違うと思います。
自由雲台は、支点がひとつなのに対し、3ウェイでは支点がいくつかあることが、違いを生んだ原因ではないかと想像します。
(追記2)
縦位置も試しました。
1DMK2 ミラーアップ リモートレリーズ
1DMK2 ミラーアップなし リモートレリーズ
1DMK2 ミラーアップなし カメラを保持してシャッターボタンを押す
1DMK2 ミラーアップなし ISオン リモートレリーズ
1DMK2 ミラーアップなし ISオン カメラを保持してシャッターボタンを押す
5D ミラーアップ リモートレリーズ
5D ミラーアップなし リモートレリーズ
5D ミラーアップなし カメラを保持してシャッターボタンを押す
5D ミラーアップなし ISオン リモートレリーズ
5D ミラーアップなし ISオン カメラを保持してシャッターボタンを押す
1DMK2の結果は横位置の時と同じですが、5Dのほうは、縦位置の場合は、ミラーアップしなくても、ブレが認められないですね。
横位置の時も、1DMK2のほうが5Dよりブレが大きかったので、やはりこれは、ミラー動作の速度の違いだと思います。
1D系に比べると、5Dは画像消失時間が長く、人物撮影で目つぶりが分からないことが多いのですが、スローを切る場合は、5Dのほうが有利なようです。
1DMK2も静粛モードを設定するとミラーの動作が遅くなりますが、ブレ具合が改善されるでしょうか?
静粛モードはMK2ではパソコンから設定しなくてはいけませんが、MK3ではカメラ側から行うことが出来るようになります。
もしかしたら、スローを切るときは、静粛モードにしたほうがいいのかも?
MK2の静粛モードもテストすべきところですが、ちょっと疲れてきたので(笑)勘弁して下さい。
(追記3)
手持ちで撮ったものを追加アップします。
え?
今誰か、へたくそ、って言った?(^_^;)
今回の結果が全てだとは言えませんが、三脚に付けた場合同様、5Dのほうがブレる確率が少なかったです。
今まで、5Dのほうがシャッターストロークが長いので、ブレやすい気がしてました。
やはりミラーショックの差なのでしょうか?
MK3は改善されてるのかなあ?
気になるところです。
余談ですが、画像の色調が1DMK2と5Dでかなり違うのは、JPEGで撮ったので、ピクチャースタイルの有無が大きいのだと思います。
コントラストのカーブやシャープネス設定が違いますので、そのあたりで違いが出てるのでしょう。
by yukinyaa04
| 2007-04-27 17:44