2006年 09月 17日
SH-806使ってみました。
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早速昨日、スリックのSH-806を使ってみました。
昨日は、こんな仕事でした。 これは、吹奏楽コンクールの会場です。
左の6x7で舞台全景を、右の35mmでアップを撮っていきます。
全景用のカメラは、RZですね。
これに100-200ズームを付けていると、吹奏楽の撮影は、ほとんどまかなえます。
動作音がうるさいので、演奏中は、この上に布を被せて、少し音が控えめになるようにしています。
35mmのほうは、ニコンの消音ケースが被さってますね。中身はキヤノンですが。(笑
何で、ニコンかというと、「中古市で3,000円だったから」です。
でも、キヤノンには同等品がない(あるけど使いづらい)ので、ニコンの方が良いと思います。
もう10年以上使ってるので、私のおやぢ臭、染みまくりです。
全景用には、その昔、マミヤプレスを使っていました。
そこで、「ははん」と言った人、約2名。
この仕事を請け負ってる会社では、いまだマミヤプレスが、舞台撮影のメイン機です。
マミヤプレスは、ミラー動作の音がないので舞台にはいいのですが、フェールセーフ機構がほとんどないので、慣れないとミスしまくりです。
私も、ひととおりのミスをしました。
さて、話題を雲台に戻して・・・。
先ほどの消音ケースを外した状態です。 これを今までは、ハスキーを使ってセットしていました。
カメラの取り付け方が、通常とは90度違うと思うかも知れませんが、横位置しか撮らない(縦が必要な時は、レンズを回転させる)ので、この向きの方が使いやすいのです。
右手でカメラを保持、左手でティルトハンドルと、パンロックノブの操作をします。
ちなみにカメラは、EOS100Pです。
アップの撮影は、舞台下手側から順番に流していきます。
アップと言っても、フレームの中には、6〜8人くらいは写り込みます。
前列を流していったら、次は後列に移動します。
撮影位置や出演人数によって異なりますが、1団体7〜8枚くらいで一巡します。
つまり、撮影中に頻繁にパンロックノブの緩め、締め、を繰り返さなければなりません。
シャッタースピードが1/30以下なので、パンロックノブを締めていないとブレる可能性があります。
(ISだったら、いいんですけどねぇ・・・・。早く買わねばと思いつつ・・・・。)
昨日使ってみたら、SH-806、このパンが甘いことに気がつきました。
え〜?
パンが甘いというと、クリームパンとか?
いや、それは、wan-wanさんの好物で・・・・・。
\(^_\)ソレハ(/_^)/コッチニオイトイテ
・・・・・・・・・・・・・
すんません、無駄な改行させてます。
話戻しますと、
SH-806はパンストッパーノブの締め付けが甘いんです。
甘い、つまり、ぐっと締めないと止まらない、ということです。
いつもハスキーを使ってる力加減の締め方では、SH-806には不足でした。
それくらいでは動いてしまいます。
そこで、もっと締めなければいけないのですが、それが、もうその先遊びがないくらいのとこまで、という感じなのです。
この感じって、分かりますよね?
良くできてる雲台って、目一杯締めなくても、十分ロックされますでしょ?
それがSH-806は、目一杯締めなきゃいけない感じです。
それでも、強い力を加えると動いてしまいます。
フツー、古くなってくると、段々締め付けをきつくしないと止まらなくなるものですが、SH-806の場合は、新品であるにもかかわらず、もう目一杯までしめなきゃいけない状態です。
いっつも目一杯まで締めていると、へたるのが早いですよね。
新品でこの状態じゃなあ、とがっかりしました。
ハンドルの方は、どちらも良い感じです。
こちらは目一杯締めなくても、十分です。
ヨドバシ店頭で触った時も、ハンドルの感触だけ確かめて、パンストッパーのほうは、あまり試しませんでした。
落とし穴でしたね。
それに、このパンストッパーのノブ、小さすぎます。
力を入れて締めなきゃいけないし、金属なので、滑り止めのギザギザが指に痛いです。
こないだアップしたスリックの自由雲台のノブも、最初慣れるまで指が痛かったです。
ハスキーとスリックを並べてみました。 雰囲気的には、似てますでしょ?
でも、パンロックノブの大きさが違いますよね。
ていうより、雲台自体が一回り小さいですね。
つまり、SH-806は、ハスキー雲台に比べると、ワンランク下ということなのかも知れません。
SH-806より一回り大きいSH-807というのがありますが、そちらは自重が1kgだし、値段もハスキーと変わらないくらいになるので、考慮外でした。
なのでSH-807は、触ってないのですが、パンストッパーの感じはどうなのかなあ。
SH-806が小型故に、構造的にロックが甘いのなら、SH-807のほうが良い可能性もありますが・・・・。
でも、それよりも何よりも、もうこれをお読みのプロの皆さんはお感じでしょうが、「やっぱ、スリックはな・・・・」という気がします。
私自身、ここのところ立て続けにスリックの雲台を買ってしまいましたが、どうも国産メーカーの三脚には良いもの、プロユースに耐えるものがないと思っています。
ベルボンの自由雲台は良いと思っていますが、3ウェイはまったく気に入りません。
今回は、スリックが「ハスキーライク」な雲台を出したと言うことで、少し期待していたのですが、「ハスキーライク」でも、「ハスキーテイスト」まではいけてないと感じました。
こんなこと書くと、クレーマーと言われそうですが、プロの方にはSH-806はお勧めしません。
(て言うより、プロだったら耐荷重とか考えて、これは買わねーだろ、と突っ込まれそうだな。)
やっぱ、ハスキーにしときゃ良かったかな・・・・。
このままのセットでしばらく使ってはみますが、舞台撮影時には、またハスキーを使うことにします。
パンストッパーのノブ、もうちょい径が大きくなるような被せものをしたいです。
どなたか、アイデアお持ちでしたら、教えて下さい。
wan-wanさん、雲台の水準器なんて、ま、いい加減なのでは?
ベルボンのシューベースの水準器は、逆に動きが速すぎて調整しづらかったりします。
下の画像のように、上下で水準が違う場合は、どうしたらいいんだ?(^_^;)
(2012年7月12日追記)
え〜、この記事書いて6年くらい経とうとしてますね。
実は、SH-806、その後も使ってまして・・・・(^_^;)
マンフロット055MF3用の3ウェイとしてメインで使っています。(^_^;)
あ〜、パンロックの件は、ま、相変わらずなんですけど、強い力が加わらなければ動くということもないので・・・通常の使用には十分です。
だいぶ年季が入った様子などは、ここにも・・・・(^_^;)
このエントリでここまでスリックを酷評しながら、実は一回り大きいSH-807も持ってたりして・・・・
ハスキーの方が良いと書きながら、何故ハスキーを買わなかったのか、なんか自分でもよく覚えてないのですが、その時はなんかの都合でハスキーじゃなくてSH-807が良いと思ったんでしょうなあ。w
でも、SH-807はマンフロット055につけると頭でっかちになるので、今はお蔵入り、実際に使ったことがあったかどうか記憶にないほど使ってないです。w
ま、いつかそのうち・・・・。
SH-806は、1/4ネジ穴しかないので、マンフロット055に取り付けるときは、最初エツミの止めネジ大を使っていましたが、使い始めて大分経ったら1/4ネジが折れてしまいました。
(コルクは厚みがあったので換えてあります。) 裏側には3/8インチの雌ネジが切ってあるのですが、雄ネジとの厚みが1mmしかないんですね。
雲台との接合が緩まないように、けっこう力を入れて雲台を締め付けると思うのですが、その底部が直径4.5mm、厚み1mmというのは貧弱ではないでしょうか?
今はマンフロットの3/8''~1/4''ネジ変換用アダプターを使っています。
厚みがあってごつくて重いですが、1/4ネジは独立したネジが下から刺さっているので、こちらのほうが強度はあると思います。
昨日は、こんな仕事でした。
左の6x7で舞台全景を、右の35mmでアップを撮っていきます。
全景用のカメラは、RZですね。
これに100-200ズームを付けていると、吹奏楽の撮影は、ほとんどまかなえます。
動作音がうるさいので、演奏中は、この上に布を被せて、少し音が控えめになるようにしています。
35mmのほうは、ニコンの消音ケースが被さってますね。中身はキヤノンですが。(笑
何で、ニコンかというと、「中古市で3,000円だったから」です。
でも、キヤノンには同等品がない(あるけど使いづらい)ので、ニコンの方が良いと思います。
もう10年以上使ってるので、私のおやぢ臭、染みまくりです。
全景用には、その昔、マミヤプレスを使っていました。
そこで、「ははん」と言った人、約2名。
この仕事を請け負ってる会社では、いまだマミヤプレスが、舞台撮影のメイン機です。
マミヤプレスは、ミラー動作の音がないので舞台にはいいのですが、フェールセーフ機構がほとんどないので、慣れないとミスしまくりです。
私も、ひととおりのミスをしました。
さて、話題を雲台に戻して・・・。
先ほどの消音ケースを外した状態です。
カメラの取り付け方が、通常とは90度違うと思うかも知れませんが、横位置しか撮らない(縦が必要な時は、レンズを回転させる)ので、この向きの方が使いやすいのです。
右手でカメラを保持、左手でティルトハンドルと、パンロックノブの操作をします。
ちなみにカメラは、EOS100Pです。
アップの撮影は、舞台下手側から順番に流していきます。
アップと言っても、フレームの中には、6〜8人くらいは写り込みます。
前列を流していったら、次は後列に移動します。
撮影位置や出演人数によって異なりますが、1団体7〜8枚くらいで一巡します。
つまり、撮影中に頻繁にパンロックノブの緩め、締め、を繰り返さなければなりません。
シャッタースピードが1/30以下なので、パンロックノブを締めていないとブレる可能性があります。
(ISだったら、いいんですけどねぇ・・・・。早く買わねばと思いつつ・・・・。)
昨日使ってみたら、SH-806、このパンが甘いことに気がつきました。
え〜?
パンが甘いというと、クリームパンとか?
いや、それは、wan-wanさんの好物で・・・・・。
\(^_\)ソレハ(/_^)/コッチニオイトイテ
・・・・・・・・・・・・・
すんません、無駄な改行させてます。
話戻しますと、
SH-806はパンストッパーノブの締め付けが甘いんです。
甘い、つまり、ぐっと締めないと止まらない、ということです。
いつもハスキーを使ってる力加減の締め方では、SH-806には不足でした。
それくらいでは動いてしまいます。
そこで、もっと締めなければいけないのですが、それが、もうその先遊びがないくらいのとこまで、という感じなのです。
この感じって、分かりますよね?
良くできてる雲台って、目一杯締めなくても、十分ロックされますでしょ?
それがSH-806は、目一杯締めなきゃいけない感じです。
それでも、強い力を加えると動いてしまいます。
フツー、古くなってくると、段々締め付けをきつくしないと止まらなくなるものですが、SH-806の場合は、新品であるにもかかわらず、もう目一杯までしめなきゃいけない状態です。
いっつも目一杯まで締めていると、へたるのが早いですよね。
新品でこの状態じゃなあ、とがっかりしました。
ハンドルの方は、どちらも良い感じです。
こちらは目一杯締めなくても、十分です。
ヨドバシ店頭で触った時も、ハンドルの感触だけ確かめて、パンストッパーのほうは、あまり試しませんでした。
落とし穴でしたね。
それに、このパンストッパーのノブ、小さすぎます。
力を入れて締めなきゃいけないし、金属なので、滑り止めのギザギザが指に痛いです。
こないだアップしたスリックの自由雲台のノブも、最初慣れるまで指が痛かったです。
ハスキーとスリックを並べてみました。
でも、パンロックノブの大きさが違いますよね。
ていうより、雲台自体が一回り小さいですね。
つまり、SH-806は、ハスキー雲台に比べると、ワンランク下ということなのかも知れません。
SH-806より一回り大きいSH-807というのがありますが、そちらは自重が1kgだし、値段もハスキーと変わらないくらいになるので、考慮外でした。
なのでSH-807は、触ってないのですが、パンストッパーの感じはどうなのかなあ。
SH-806が小型故に、構造的にロックが甘いのなら、SH-807のほうが良い可能性もありますが・・・・。
でも、それよりも何よりも、もうこれをお読みのプロの皆さんはお感じでしょうが、「やっぱ、スリックはな・・・・」という気がします。
私自身、ここのところ立て続けにスリックの雲台を買ってしまいましたが、どうも国産メーカーの三脚には良いもの、プロユースに耐えるものがないと思っています。
ベルボンの自由雲台は良いと思っていますが、3ウェイはまったく気に入りません。
今回は、スリックが「ハスキーライク」な雲台を出したと言うことで、少し期待していたのですが、「ハスキーライク」でも、「ハスキーテイスト」まではいけてないと感じました。
こんなこと書くと、クレーマーと言われそうですが、プロの方にはSH-806はお勧めしません。
(て言うより、プロだったら耐荷重とか考えて、これは買わねーだろ、と突っ込まれそうだな。)
やっぱ、ハスキーにしときゃ良かったかな・・・・。
このままのセットでしばらく使ってはみますが、舞台撮影時には、またハスキーを使うことにします。
パンストッパーのノブ、もうちょい径が大きくなるような被せものをしたいです。
どなたか、アイデアお持ちでしたら、教えて下さい。
wan-wanさん、雲台の水準器なんて、ま、いい加減なのでは?
ベルボンのシューベースの水準器は、逆に動きが速すぎて調整しづらかったりします。
下の画像のように、上下で水準が違う場合は、どうしたらいいんだ?(^_^;)
(2012年7月12日追記)
え〜、この記事書いて6年くらい経とうとしてますね。
実は、SH-806、その後も使ってまして・・・・(^_^;)
マンフロット055MF3用の3ウェイとしてメインで使っています。(^_^;)
あ〜、パンロックの件は、ま、相変わらずなんですけど、強い力が加わらなければ動くということもないので・・・通常の使用には十分です。
だいぶ年季が入った様子などは、ここにも・・・・(^_^;)
このエントリでここまでスリックを酷評しながら、実は一回り大きいSH-807も持ってたりして・・・・
ハスキーの方が良いと書きながら、何故ハスキーを買わなかったのか、なんか自分でもよく覚えてないのですが、その時はなんかの都合でハスキーじゃなくてSH-807が良いと思ったんでしょうなあ。w
でも、SH-807はマンフロット055につけると頭でっかちになるので、今はお蔵入り、実際に使ったことがあったかどうか記憶にないほど使ってないです。w
ま、いつかそのうち・・・・。
SH-806は、1/4ネジ穴しかないので、マンフロット055に取り付けるときは、最初エツミの止めネジ大を使っていましたが、使い始めて大分経ったら1/4ネジが折れてしまいました。
(コルクは厚みがあったので換えてあります。)
今はマンフロットの3/8''~1/4''ネジ変換用アダプターを使っています。
厚みがあってごつくて重いですが、1/4ネジは独立したネジが下から刺さっているので、こちらのほうが強度はあると思います。
by yukinyaa04
| 2006-09-17 15:24