2006年 04月 05日
がっかり・・・その1
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おとといのこと。
午前中、向かいのお寺に桜を撮りに行った。
おとといは、風が強く、桜吹雪が舞っていた。
花はまだ散り始めくらいだったので、花がありながら、桜吹雪が撮れるという、良いチャンスだった。
画面いっぱい桜が舞う様子を、バシバシ連写した。
空中のどの花びらにピントが合うか分からないが、適当な位置にピントを送りながら、舞っている花びらそのものを撮ろうと試みた。
背景はぼかしておいて、桜吹雪のどこかにピントが合っている、そんな写真をイメージして連写した。
そしたら、このあとのスナップにも十分かと思って持ってきた6GBのマイクロドライブの残り枚数が少なくなってしまった。(EOS5D使用。RAW記録。)
そこで、一度うちに帰ってコピーする事に。
私はメディアのコピーは、ファインダー上で、ドラッグ・アンド・ドロップで行っている。
まず最初にコピー先にフォルダを作り、それからメディアのフォルダを開いて中のファイルを表示。コマンド+Aで全選択して、コピー先のフォルダにドラッグ。
4GB以上あったのではないかと思う。
コピー時間は12分と出ていた。
そしてコピー終了。
この日はすぐに別の場所に出かけようと思ったので、コピーした画像の確認はしなかった。
もう、コピーは終わったつもりだったので、マイクロドライブは初期化して、午後の撮影に再び使うことにした。
実はその日の朝から、またLightroomのデータベースを初期化し、インポートをやり直していた。
というのは、アーカイブ用のHDを新たに作り、そこに今までのデータをコピーしたからだ。
今までアーカイブしていたHDはいずれ初期化する予定。
そうなるとデータベースとのリンクがなくなってしまうから、データベースを作り直そうと思ったのだ。
相変わらず、Lightroomのインポートには時間がかかる。
前の経験から、一度に大量のデータをインポートするには向かないと思っていたが、その日はパソコン作業の予定がなかったので、朝から起動しっぱなしでインポートを続けていた。
デジカメ画像をコピーした時も、コピーが終わってからも、Macは起動しっぱなしだった。
今回インポート(と言っても、参照なので、元データのコピーではない)したデータ量がどれくらいだったか、調べていないので分からないが、よく使うフォルダだけにして、HD全体のインポートにはしなかった。
それでも、インポートには、最終的に12時間かかった・・・。(--メ)
(この時点では、例の4種類サムネールデータはまだ出来ていない。インポートだけにかかった時間。)
さて、また桜を撮りに出かけた。
多摩川台公園から、多摩川縁を野毛あたりまで歩いていった。
またも5GBくらいのデータ量になった。
久しぶりに歩いたので、帰ってきてからビール飲みながら一息ついて、データのコピーを始めた。
この時も、Macはまだ起動したままだった。
コピーは、前回と同じ手順。
コピー先は、午前中に作ったフォルダ。
その日の画像なので、同じフォルダに入れようと思ったのだ。
メディアのフォルダを開き、ファイルを表示。
コマンド+Aで全選択してドラッグ・・・・・のはずだった。
しかし、ほろ酔い気分だった事もあって、コマンド+Zを押してしまった。
AとZは、上下に並んでいるので、うっかりすると間違える。
深く考えなかった。
コマンド+Aを間違えた、ということだけが頭にあった。
そこでメディアフォルダを選び直して、再びファイルを全選択、そのままコピー先フォルダにドラッグ。
コピーが始まった。
コピーが始まってから、コピー先フォルダの中を見て、あれ?と思った。
午前にコピーしたファイルが・・・・・見、見あたらない?!?!?!
フォルダをスクロールしても、今コピー中のファイル名しか出てこない。
あとで分かったのだが、そこで新たなコピーを中止すべきだった。
しかし、その時は、何故か中止するのがはばかられた。
まだファイルが見あたらない事に半信半疑で、コピーが終わってからフォルダを見たら、やっぱあるんじゃないだろうか? なんて思ったりもしてた・・・。
でも、コピーが終わっても、やっぱりなかった。
影も形もなかった。
ここでもう一度、コマンド+Zを試してみる。
すると・・・、
おおおお!
今、10分以上かけてコピーしたファイルが消えた!
と、と、ゆーことは、やはり、最初のコマンド+Zで、コピー先フォルダのファイルを消してしまったのだ!
コマンド+Zって・・・・
そう、「前回の作業の取り消し」が、コマンド+Zなのである。
前回の作業とは何か?
それは、「午前中にメディアをコピーした作業」のことだったのだ。
つまり、新たなコピーを始めようとして、コマンド+Aを押す前に、コマンド+Zを押してしまったので、前回のコピーが取り消しになり、午前のファイルが全部消されてしまったのだ。
汗、あせ、アセ、(O.O;)(o。o;)・・・・。
ほろ酔い気分が吹っ飛んだ。
しかし、物理的な書き込みは行われたはず。
HD容量はまだ余裕があるし、あらたなコピーは違う領域に書き込まれたのではないだろうか?
なんて、甘く考えた。
なんとかすれば、復活できるのでは?
ファイル復旧で最初に思いついたのは、Norton UtilitiesのUneraseだ。
でも、持っているのはOS9用だ。
それでも出来るかなと思って、OS9で起動したが、今度は外付けHDを認識しない。
データをコピーしたのは、新設した外付けHDの中。
他の外付けHDはマウントされるので、どうやら新設HDをフォーマットした時に、OS9ドライバを書き込まなかったらしい。
OS9でマウントされないのでは、Nortonは使えない。
Nortonは、クラシックでは動作しない。
そこでいろいろ検索した。
OSXで使える、Data Rescueというのを見つけた。
早速ダウンロードして、デモ使用してみる・・・・。
ファイルスキャンにずいぶん時間がかかったが・・・・。
おおお!! あった!
でも・・・・、見えてきたのは、ラストのほんの20枚だけ・・・・・・(涙)
同じフォルダに新たなコピーをしてしまったので、大半は上書きされてしまったようだ。
せめて違うフォルダを作ってコピーしていれば、助かったものを・・・。
新たなコピー中も、即座に中止していれば、まだ復活できたファイルは多かったはず。
結局、300枚くらいはなくなったのではないだろうか?
ま、連写して枚数が多くなっていたので、カット数としてはそこまで多くはなかったのだが・・・。
Data Rescueは、デモ使用では、ファイルは1枚しか復旧できないとのことだった。
でも、やってみたがその1枚をやろうとしても、登録を促すダイアログが出る。
仕事のファイルじゃないしなあ、ラスト20枚の中には、桜吹雪の一番いいとこはもう写ってないだろうしなあ・・・
諦めようかと思ったが、この際せっかくなので、登録して使うことにした。
OSXで使える、ファイル復旧ソフトを持っておくというのも、保険として必要かと思ったし・・・。
送料、税込みで、12,050円だった。
安くはない。
クレジットで決済すると、すぐにシリアルがメールで送られてきた。
シリアルを入れると、ファイルが保存できるようになった。
さっそく、20枚を別のドライブに復活コピーした。
復活させたファイルは損傷もなく、通常通り開く模様。
しかし、やはり、桜が舞っているカットはなかった・・・・。
ふ〜・・・・。
コマンド+ZはPhotoshopではよく使うが、ファインダー上の作業では使ったことがなかった。
だから、直前の作業が取り消されるという感覚がなかった。
通常の作業なら、ここでもう一度コマンド+Zを押せば、直前の作業が「やり直し」になるが、「コピーの取り消し」の反対は「コピーのやり直し」ということになり、やり直すには、コピー先のファイルがないと実行されない。
つまり、メディアをアンマウントしてしまってあると、やり直しが出来ないということだ。
その場合は、取り消されたまんま・・・・
レスキューソフトを使わないと、ファイルは見えなくなったままだ。
ゴミ箱に入れて空にした状態と同じだと思う。
まあ、めったにやらないミスだとは思うけど、いい経験になった。
そういえば、永嶋サトシさんも、コマンド+Aとコマンド+Zを押し間違えて消してしまったことがあると言っていたなあ。
同じ様なミスをしたのだろうか?
教訓としては、コピーしたらBridgeで確認する。
確認するまでは、メディアをフォーマットしない。
ってとこかな?
あ、仕事データの場合は、ちゃんと上記のようにしてますんで。
午前中、向かいのお寺に桜を撮りに行った。
おとといは、風が強く、桜吹雪が舞っていた。
花はまだ散り始めくらいだったので、花がありながら、桜吹雪が撮れるという、良いチャンスだった。
画面いっぱい桜が舞う様子を、バシバシ連写した。
空中のどの花びらにピントが合うか分からないが、適当な位置にピントを送りながら、舞っている花びらそのものを撮ろうと試みた。
背景はぼかしておいて、桜吹雪のどこかにピントが合っている、そんな写真をイメージして連写した。
そしたら、このあとのスナップにも十分かと思って持ってきた6GBのマイクロドライブの残り枚数が少なくなってしまった。(EOS5D使用。RAW記録。)
そこで、一度うちに帰ってコピーする事に。
私はメディアのコピーは、ファインダー上で、ドラッグ・アンド・ドロップで行っている。
まず最初にコピー先にフォルダを作り、それからメディアのフォルダを開いて中のファイルを表示。コマンド+Aで全選択して、コピー先のフォルダにドラッグ。
4GB以上あったのではないかと思う。
コピー時間は12分と出ていた。
そしてコピー終了。
この日はすぐに別の場所に出かけようと思ったので、コピーした画像の確認はしなかった。
もう、コピーは終わったつもりだったので、マイクロドライブは初期化して、午後の撮影に再び使うことにした。
実はその日の朝から、またLightroomのデータベースを初期化し、インポートをやり直していた。
というのは、アーカイブ用のHDを新たに作り、そこに今までのデータをコピーしたからだ。
今までアーカイブしていたHDはいずれ初期化する予定。
そうなるとデータベースとのリンクがなくなってしまうから、データベースを作り直そうと思ったのだ。
相変わらず、Lightroomのインポートには時間がかかる。
前の経験から、一度に大量のデータをインポートするには向かないと思っていたが、その日はパソコン作業の予定がなかったので、朝から起動しっぱなしでインポートを続けていた。
デジカメ画像をコピーした時も、コピーが終わってからも、Macは起動しっぱなしだった。
今回インポート(と言っても、参照なので、元データのコピーではない)したデータ量がどれくらいだったか、調べていないので分からないが、よく使うフォルダだけにして、HD全体のインポートにはしなかった。
それでも、インポートには、最終的に12時間かかった・・・。(--メ)
(この時点では、例の4種類サムネールデータはまだ出来ていない。インポートだけにかかった時間。)
さて、また桜を撮りに出かけた。
多摩川台公園から、多摩川縁を野毛あたりまで歩いていった。
またも5GBくらいのデータ量になった。
久しぶりに歩いたので、帰ってきてからビール飲みながら一息ついて、データのコピーを始めた。
この時も、Macはまだ起動したままだった。
コピーは、前回と同じ手順。
コピー先は、午前中に作ったフォルダ。
その日の画像なので、同じフォルダに入れようと思ったのだ。
メディアのフォルダを開き、ファイルを表示。
コマンド+Aで全選択してドラッグ・・・・・のはずだった。
しかし、ほろ酔い気分だった事もあって、コマンド+Zを押してしまった。
AとZは、上下に並んでいるので、うっかりすると間違える。
深く考えなかった。
コマンド+Aを間違えた、ということだけが頭にあった。
そこでメディアフォルダを選び直して、再びファイルを全選択、そのままコピー先フォルダにドラッグ。
コピーが始まった。
コピーが始まってから、コピー先フォルダの中を見て、あれ?と思った。
午前にコピーしたファイルが・・・・・見、見あたらない?!?!?!
フォルダをスクロールしても、今コピー中のファイル名しか出てこない。
あとで分かったのだが、そこで新たなコピーを中止すべきだった。
しかし、その時は、何故か中止するのがはばかられた。
まだファイルが見あたらない事に半信半疑で、コピーが終わってからフォルダを見たら、やっぱあるんじゃないだろうか? なんて思ったりもしてた・・・。
でも、コピーが終わっても、やっぱりなかった。
影も形もなかった。
ここでもう一度、コマンド+Zを試してみる。
すると・・・、
おおおお!
今、10分以上かけてコピーしたファイルが消えた!
と、と、ゆーことは、やはり、最初のコマンド+Zで、コピー先フォルダのファイルを消してしまったのだ!
コマンド+Zって・・・・
そう、「前回の作業の取り消し」が、コマンド+Zなのである。
前回の作業とは何か?
それは、「午前中にメディアをコピーした作業」のことだったのだ。
つまり、新たなコピーを始めようとして、コマンド+Aを押す前に、コマンド+Zを押してしまったので、前回のコピーが取り消しになり、午前のファイルが全部消されてしまったのだ。
汗、あせ、アセ、(O.O;)(o。o;)・・・・。
ほろ酔い気分が吹っ飛んだ。
しかし、物理的な書き込みは行われたはず。
HD容量はまだ余裕があるし、あらたなコピーは違う領域に書き込まれたのではないだろうか?
なんて、甘く考えた。
なんとかすれば、復活できるのでは?
ファイル復旧で最初に思いついたのは、Norton UtilitiesのUneraseだ。
でも、持っているのはOS9用だ。
それでも出来るかなと思って、OS9で起動したが、今度は外付けHDを認識しない。
データをコピーしたのは、新設した外付けHDの中。
他の外付けHDはマウントされるので、どうやら新設HDをフォーマットした時に、OS9ドライバを書き込まなかったらしい。
OS9でマウントされないのでは、Nortonは使えない。
Nortonは、クラシックでは動作しない。
そこでいろいろ検索した。
OSXで使える、Data Rescueというのを見つけた。
早速ダウンロードして、デモ使用してみる・・・・。
ファイルスキャンにずいぶん時間がかかったが・・・・。
おおお!! あった!
でも・・・・、見えてきたのは、ラストのほんの20枚だけ・・・・・・(涙)
同じフォルダに新たなコピーをしてしまったので、大半は上書きされてしまったようだ。
せめて違うフォルダを作ってコピーしていれば、助かったものを・・・。
新たなコピー中も、即座に中止していれば、まだ復活できたファイルは多かったはず。
結局、300枚くらいはなくなったのではないだろうか?
ま、連写して枚数が多くなっていたので、カット数としてはそこまで多くはなかったのだが・・・。
Data Rescueは、デモ使用では、ファイルは1枚しか復旧できないとのことだった。
でも、やってみたがその1枚をやろうとしても、登録を促すダイアログが出る。
仕事のファイルじゃないしなあ、ラスト20枚の中には、桜吹雪の一番いいとこはもう写ってないだろうしなあ・・・
諦めようかと思ったが、この際せっかくなので、登録して使うことにした。
OSXで使える、ファイル復旧ソフトを持っておくというのも、保険として必要かと思ったし・・・。
送料、税込みで、12,050円だった。
安くはない。
クレジットで決済すると、すぐにシリアルがメールで送られてきた。
シリアルを入れると、ファイルが保存できるようになった。
さっそく、20枚を別のドライブに復活コピーした。
復活させたファイルは損傷もなく、通常通り開く模様。
しかし、やはり、桜が舞っているカットはなかった・・・・。
ふ〜・・・・。
コマンド+ZはPhotoshopではよく使うが、ファインダー上の作業では使ったことがなかった。
だから、直前の作業が取り消されるという感覚がなかった。
通常の作業なら、ここでもう一度コマンド+Zを押せば、直前の作業が「やり直し」になるが、「コピーの取り消し」の反対は「コピーのやり直し」ということになり、やり直すには、コピー先のファイルがないと実行されない。
つまり、メディアをアンマウントしてしまってあると、やり直しが出来ないということだ。
その場合は、取り消されたまんま・・・・
レスキューソフトを使わないと、ファイルは見えなくなったままだ。
ゴミ箱に入れて空にした状態と同じだと思う。
まあ、めったにやらないミスだとは思うけど、いい経験になった。
そういえば、永嶋サトシさんも、コマンド+Aとコマンド+Zを押し間違えて消してしまったことがあると言っていたなあ。
同じ様なミスをしたのだろうか?
教訓としては、コピーしたらBridgeで確認する。
確認するまでは、メディアをフォーマットしない。
ってとこかな?
あ、仕事データの場合は、ちゃんと上記のようにしてますんで。
by yukinyaa04
| 2006-04-05 08:55