PB820 + EXストロボ 連続発光追従テスト
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今回のカメラは7D。ドライブモードは、低速連続撮影(秒間約3コマ)。
PB820は、1台テストするごとに充電し直し、フル充電の状態でスタート。
シャッターはケーブルレリーズを使って押しっぱなしの連写です。
テストは1回だけの試行ですし、状況やストロボの経年劣化によってはまた違う結果になるかも知れません。
参考程度にご覧下さい。
580IIEX
これはPB820からの供給が追いつかなくなるためのようで、その時は残量表示が減少します。
その後また立ち直りますが、25発目でまた中4コマに遅れ、また立ち直って36発目でまた遅れ、そして再び立ち直り・・・・。
どうやら、無理な連続発光を続けると、PB820側が追いつかなくなるようです。
それでも44発目まではほぼ追従していると言えますが、その次からいきなり飛ばなくなり・・・・
580IIの安全機能が作動したものと思われます。
こうなるとそれまで約1秒(中2コマ)ごとに発光していたのが、約7秒(中19〜20コマ)間隔になり、それまでのペースで撮影を続けられなくなります。
580IIはこのまま続けても、発光間隔は回復しないので、テストは48発までにしました。
(またも電池蓋開けテストを忘れましたが、ストロボを傷めるのが目的ではないので、ご勘弁のほどを。w)
580EX
18発目で中5コマになってしまったのは、やはりPB820が追いつかなくなったからです。
22発目が中4コマ、その後24発目以降は中4コマ(時々5コマ)にダウン。
47発目以降は、中5〜6コマといった感じで60発までテストしました。
580IIに比べて、安全機能がないので突然発光間隔が長くなるということはないですが、チャージ速度は遅いですね。
フル発光で使わなければいけないときは、580IIより若干ストレスがあるかも。
でも、40発目あたりから飛ばなくなるよりはマシか?
チャージが遅いので、580IIが44発連続発光する間に、32〜3発しか発光できていませんでした。
550EX
しかし何故かスタックした時は、中6コマくらい開くこともあり、580より待たされるという感じがしました。
時々間隔が開きながら58発目まで行き、59発目が中7コマになったのち、60発目61発目は中12コマになったので、ここでテストをやめました。
発光間隔が長めになりつつも、58発目まではなんとか行けているのかな?と思いますが、やはり580IIが44発発光する間には33発くらいしか発光できていません。
60発目から発光間隔が長くなった原因は分かりません。
安全機能はありませんが、本体が過熱したせいかも知れません。(触ってみたところでは、ヘッド部分はすごく熱いというほどではない。)
・・・・・・・・・・・・・・・
ということで、すでに皆さん言われているように、発熱防止安全機能のあるストロボは予備にすぐ換えられるようにしておくか、安全機能のないストロボを使うか、が良いようです。
あ、もちろん、そんなバカ連写なんてしない方は、問題ないと思いますが。
580IIのほうがチャージが早いのは魅力ですが、私は連写しそうなシーンでは580を使おうかと思います。
日中シンクロで人を撮ったりする場合とかですね。
FP発光使うときもありますし。
ニッシンのDi866 MARK IIって、発熱防止安全機能あるんでしょうか?
もう580EXは中古品しかないから、発熱防止安全機能のない、外部電源の使える新品のストロボがあれば、ちょっと検討してみようかと思います。
580や550でチャージが遅くなるのはPB820に負荷がかかり過ぎるのも原因のようです。
どんな機材でもそうだとは思いますが、バッテリーが過熱するとパフォーマンスが落ちるようで、テスト終了後、PB820は前面の文字が書いてある当たりが熱くなっていました。
背面にはスリットの放熱口があるのですが、それ以外には開口部はなく、放熱が不十分かな?と思いました。
ただ、放熱口が多いと雨に濡らしたりは出来ないでしょうが。
充電中も熱くなるので、充電直後に使うとパフォーマンスが落ちるようです。
テストは充電後、少し冷ましてから行いました。