2010年 04月 22日
遺影
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今朝のNHKニュースの中で、韓国のカメラマンの方が、地域のお年寄りの肖像写真を撮ってあげているという話題がありました。
きっかけは、自分の母親の遺影を撮っておかなかったことだとか・・・。
やはりカメラマンの想いは同じですね。
Phase使ってましたね。
負けたな・・・・・・(^_^;)
先にも書きましたが、父の時は私が撮った写真で遺影を飾れなかったので、母の時こそはと思っていました。
母からも、母の姉の葬式に出た時に私が撮った写真を、遺影にして欲しいと言われたことがあります。
母の最後の兄弟だった姉が亡くなった日以降、たぶん母は自分の葬儀のことを考えるようになったのだと思います。
その写真はこれです。 この写真を母は気に入ったようでしたが、撮影日は2004年、カメラはオリンパスのC-3030(300万画素)、遺影にするには画素数不足なので、いつかフィルムで撮り直そうと思っていました。
それにこの当時は、記憶の衰えは全くなく、晩年認知症になろうとは予想だにしていなかった頃でした。
それ以前に、何の記念だったか忘れましたが母にチューリップをたくさん贈り、それを背景にしてうちの中で写真を撮ったことがありますが、その写真は遺影にするには若すぎると私も思っていました。
なので、2004年以降、いつかはきちんともっと良い背景で撮り直したいと思っていましたが、その頃は年間数回しか母と会っていなかったのでずっと機会がなく、2年前に父の法事を営んだ際にやっと撮ることが出来たのでした。
でもその日も最初から母の写真を撮っておこうと思っていたわけではありません。
なので持っていったカメラもKissDX、レンズはシグマの18-50mm、法事のスナップが撮れれば良いと思っていました。
ですが、墓前でのお祭りが終わり、すぐ近くで紫陽花が満開で咲いていたのでちょうど良いと思い、その前に立たせて撮りました。
20枚ほど撮った中で、口が少し開いて一番の笑顔になったやつを遺影にしました。
(ぬまっちさんのとこのコメントに、一番最後のカットを使ったと書きましたが、見直してみたら間違いで、撮り始めてから5枚目でした。)
母は顔のしわを気にしていたので、後日しわが目立たないように加工したのも、別の写真で用意していました。
ですが、あまりに現実とギャップが大きすぎる(笑)ので、実際にはそれを使うのはやめました。
それでも多少は補正ブラシで明瞭度を下げて顔をなぞったりしましたが。
背景の紫陽花と葉の間に見られたトーンジャンプは、もともとレンズ収差によるものと思われるエッジのフリンジが出ていて、それが自然な彩度や明るさをあげたために増幅されたものだと思います。
データを確認したら50mm,f6.3で撮っていましたが、ま、シグマですからね。(^_^;)
顔のシャープネスは合格です。
葬儀屋は「デジカメで撮ったんですか?すごくキレイで驚きました」と言っていました。
デジカメと言ってもピンキリでしょうが、ことデジカメで撮ってプリントしたものからだと、拡大して遺影にするにはキビシイものが多いそうです。
なのでデジカメの場合はデータをもらうようにしていると言っていましたが、画素数もまちまちですし、例えば集合写真から切り出すとなるとやはり画素数的には厳しくなるでしょうね。
母の遺影は1000万画素しかないですが、きっちり半身ポートレートとして撮っておいたので、十分なクオリティーがあったということだと思います。
ということで、私のブログをお読みの方は写真を撮る方が多いと思いますので、たまにはご家族のきちんとした肖像を撮ることをお勧めします。
と、言いながら、最近妻の写真撮ったことがないかも・・・・(^_^;)(^_^;)(^_^;)
自分のはどうしようか・・・・。
あ、今年はまだ猫とのセルフポートレートを撮っていなかったな。
今朝妻に聞いた話では、妻の祖父は生前猫と一緒に写っているのを遺影にして欲しいと言っていたそうですが、猫の方が先に死んでしまったので果たせなかったそうです。
(ねこばかだったんですね。笑)
私も死ぬ間際まで猫を飼っているか分かりませんけど、猫と一緒の写真がいいかな・・・(^_^;)
きっかけは、自分の母親の遺影を撮っておかなかったことだとか・・・。
やはりカメラマンの想いは同じですね。
Phase使ってましたね。
負けたな・・・・・・(^_^;)
先にも書きましたが、父の時は私が撮った写真で遺影を飾れなかったので、母の時こそはと思っていました。
母からも、母の姉の葬式に出た時に私が撮った写真を、遺影にして欲しいと言われたことがあります。
母の最後の兄弟だった姉が亡くなった日以降、たぶん母は自分の葬儀のことを考えるようになったのだと思います。
その写真はこれです。
それにこの当時は、記憶の衰えは全くなく、晩年認知症になろうとは予想だにしていなかった頃でした。
それ以前に、何の記念だったか忘れましたが母にチューリップをたくさん贈り、それを背景にしてうちの中で写真を撮ったことがありますが、その写真は遺影にするには若すぎると私も思っていました。
なので、2004年以降、いつかはきちんともっと良い背景で撮り直したいと思っていましたが、その頃は年間数回しか母と会っていなかったのでずっと機会がなく、2年前に父の法事を営んだ際にやっと撮ることが出来たのでした。
でもその日も最初から母の写真を撮っておこうと思っていたわけではありません。
なので持っていったカメラもKissDX、レンズはシグマの18-50mm、法事のスナップが撮れれば良いと思っていました。
ですが、墓前でのお祭りが終わり、すぐ近くで紫陽花が満開で咲いていたのでちょうど良いと思い、その前に立たせて撮りました。
20枚ほど撮った中で、口が少し開いて一番の笑顔になったやつを遺影にしました。
(ぬまっちさんのとこのコメントに、一番最後のカットを使ったと書きましたが、見直してみたら間違いで、撮り始めてから5枚目でした。)
母は顔のしわを気にしていたので、後日しわが目立たないように加工したのも、別の写真で用意していました。
ですが、あまりに現実とギャップが大きすぎる(笑)ので、実際にはそれを使うのはやめました。
それでも多少は補正ブラシで明瞭度を下げて顔をなぞったりしましたが。
背景の紫陽花と葉の間に見られたトーンジャンプは、もともとレンズ収差によるものと思われるエッジのフリンジが出ていて、それが自然な彩度や明るさをあげたために増幅されたものだと思います。
データを確認したら50mm,f6.3で撮っていましたが、ま、シグマですからね。(^_^;)
顔のシャープネスは合格です。
葬儀屋は「デジカメで撮ったんですか?すごくキレイで驚きました」と言っていました。
デジカメと言ってもピンキリでしょうが、ことデジカメで撮ってプリントしたものからだと、拡大して遺影にするにはキビシイものが多いそうです。
なのでデジカメの場合はデータをもらうようにしていると言っていましたが、画素数もまちまちですし、例えば集合写真から切り出すとなるとやはり画素数的には厳しくなるでしょうね。
母の遺影は1000万画素しかないですが、きっちり半身ポートレートとして撮っておいたので、十分なクオリティーがあったということだと思います。
ということで、私のブログをお読みの方は写真を撮る方が多いと思いますので、たまにはご家族のきちんとした肖像を撮ることをお勧めします。
と、言いながら、最近妻の写真撮ったことがないかも・・・・(^_^;)(^_^;)(^_^;)
自分のはどうしようか・・・・。
あ、今年はまだ猫とのセルフポートレートを撮っていなかったな。
今朝妻に聞いた話では、妻の祖父は生前猫と一緒に写っているのを遺影にして欲しいと言っていたそうですが、猫の方が先に死んでしまったので果たせなかったそうです。
(ねこばかだったんですね。笑)
私も死ぬ間際まで猫を飼っているか分かりませんけど、猫と一緒の写真がいいかな・・・(^_^;)
by yukinyaa04
| 2010-04-22 09:44