けんたむさん頑張ってるな〜 (^O^)/
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(ちなみにPX-1001はプロセレクションには位置づけられていないので、ブログでは取り上げられないでしょうね。)
販売会社の社員なのに、製品に突っ込みを入れてるところがあったりして面白い・・・(^_^;)
ここのところImaging WorkShopのことが取り上げられてますが、私もダウンロードしてあるものの、まだ使ってません。
ダイレクトマネジメントについては、Photoshopのプラグインのほうで試しました。
業務に必要なカラマネからは外れますが、私もそれはそれで有りだと思います。
Photoshopでカラマネしてる分には、プリンタの色域を最大限利用はしない(広色域プリンタの場合)わけですから、メーカーとしてはなんとかプリンタの能力を引き出す方法を考える提案は有りでしょう。
これは私の想像ですが、エプソンとしては、データの色変換をAdobeのエンジンにやらせ、プリンタ側は「色補正無し」にされたんじゃ、メーカーの味付けが出来ないじゃん、というジレンマもあったのではないでしょうか?
Imaging WorkShopやPhotoshop用のプラグインでは、プリンタの色域への変換はAdobeのカラーエンジンではなく、EPSONのカラーエンジンが使われますので、Adobeの好きにゃあさせね〜よ、って意地がこれらのソフトに感じられました。(勝手な想像ですよ。w)
ただ、デバイスの色域を最大限に生かすために、元データの色域を引き伸ばしてしまうのはどうかな?とちょっと思います。
それは元データがsRGBとかAdobeRGBとかで定義されちゃうからいけないんですね。
広色域インクジェットプリンタの色域は、AdobeRGBを越えている部分があります。
その部分も利用して、プリンタの性能を100%活用しようと思ったら、AdobeRGBじゃ狭いんですね。
カメラで撮ったJPEGの場合はAdobeRGB域内までしか記録できませんが、RAWで撮ればもう少し広い色域まで記録し展開することが出来ます。
まだImaging WorkShopを試していないので分かっていないのですが、Imaging WorkShop上でAdobeRGBよりも広い色域で作業できるなら、その色域からPX-5600の色域に変換してやれば、カラマネを生かしてプリンタの色域も最大限活用できると思います。
「ダイレクトマネジメント」という名称は、本来はそれを目指したのではないかと思いますが、プロセレクションブログの解説では、狭い色域に定義されたデータを、プリンタが出せるところまで拡張するということなので、これはカラマネにはなりません。
私も試してみましたが、全体的に彩度が上がります。
(sRGBで定義されたRGB値を、AdobeRGBの色空間に当てはめちゃうようなカンジです。エプソンのダイレクトマネジメントの場合は、単に同じカラー値を違う色空間で使うのではなく、プリンタの色空間のほうが広い部分だけエンハンスされるようですが。)
でも仕組みから言って、元データの階調再現の限界にある色は、プリンタによってもっと彩度が高く表現されても、階調は出ないはずです。
LightroomがProPhotoRGBを作業用色空間にしたのは、RAWデータにはAdobeRGB以上の色域が記録されていることと、デバイス(プリンタ)がAdobeRGB以上の色域を持っているからではないかと、Lightroomを使い始めたときに思いました。
なのでImaging WorkShopもそういうコンセプトなんじゃないかな〜?と思っているのですが・・・・
まだ試してないんです。(^_^;)
すんません、けんたむさん。m(__)m